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東山が異色の記録、山形で20回舞台あいさつ…映画「小川の辺(ほとり)」
(スポーツ報知  2011/6/19-06:01)
 少年隊の東山紀之(44)が主演する映画「小川の辺(ほとり)」(7月2日全国公開)が18日、原作者・藤沢周平氏の地元、山形県内で先行公開された。東山は山形市内のシネコン「MOVIE ON やまがた」を訪れ、映画界の記録を大幅に更新する1日20回の舞台あいさつを敢行。また妻で女優の木村佳乃(35)が妊娠5か月目に入ったことも明かした。
 芸能界でも有数のストイックな男が、前人未到の異色の記録を作った。
 午前10時から午後7時まで、同シネコンにある全10シアターを各2回ずつ慌ただしく訪ね回り、1日20回もの“マラソン舞台あいさつ”を成功させた。約1時間のランチタイム以外は常に観客を前にしている状態だったが、「100回でも200回でも大丈夫ですよ。24時間テレビで24時間舞台あいさつできるんじゃないか」。各回とも満席で、共演の藤竜也(69)、松原智恵子(66)、勝地涼(24)らと計約2800人の観客を楽しませた。
 今回の企画は映画館側からの要請に応じたもの。3月の東日本大震災で一時は中止も検討されたが、地元の要望もあり「日本人の心を描いた作品。今こそ、この作品をもって勇気を届けられればと思った」。先月18日から始まった全国キャンペーンでは被災した岩手、宮城、福島も訪れた。7月2日の全国公開まで多忙な宣伝活動は続くが「僕にとっても人生の岐路になった大切な作品」と今作に懸ける思いは強い。ギネスブックへ申請する予定はなく「ギネスはキンキ(後輩のKinKi Kids)に任せましょう」と一笑に付した。
 私生活でも妻が妊娠し、大きな支えができた。これまでは多くを語らなかったが「5か月です」と公表。自宅では山形のブランド米「つや姫」がお気に入りで、「みなさん気遣って送ってくれるのでありがたい」と木村ともども食生活に気を使っていることを告白した。また、舞台あいさつでは「山形は大切な土地の一つになった」と話したが、生まれてくる子についても「僕も経験したことは分かってもらいたい」とし、親子で山形を訪ねる計画も明かした。

 ◆最近の主な“一日多数回あいさつ”
  ▽「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(11年6月5日) 主演の前田敦子らが東京―大阪を往復し、計3回。
  ▽「さらば愛しの大統領」(10年10月30日) 監督の世界のナベアツらが大阪府内の7劇場で計12回。
  ▽「THE LAST MESSAGE 海猿」(同10月3日) 主演の伊藤英明らが福岡→大阪→名古屋→東京で計4回。

 ◆10都市回る 東山は17日に山形入りし、市内の馬見ケ崎川に完成したロケセットのオープニングセレモニーに出席した。仕事先では常にランニングを欠かさないというアスリートは「昨日もセットから走ってホテルに帰ったら声援を頂きました」。全国公開日まで全国10都市を回る予定で、総移動距離は2000キロを超えるという。

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