(7/20更新)
藤井フミヤ、Chara、Salyu、ダニエル・パウター、そして堂本剛が共演!「VOICES meets Romantic Beat -Pray for Stars-」をレポート!
(EMTG MUSIC ライブレポート   2011年07月20日 18時00分)
「エンターテインメントにできること」。
 正面のスクリーンには、意思表明とも問いかけともつかない文字が浮かび上がっていた。何ができるかなんて、きっと誰も明確な答えなど持ち合わせていないのかもしれない。それでも、何か、できるはず。音楽を生業とする人々が抱くひたむきな思いが、この1行にこめられている気がした。
「すべての人の心に明るい光が差しますように」というオープニングのナレーションを引き取って、緩やかで深いビートが流れ出した。「音楽の力を信じ、星に祈りを捧げるオムニバス・ライブ」。ともにいい時間を過ごそうと集まった人々の心が、たゆたうような音にシンクロしていく。
グルーヴを力強く引っ張るのは、イベントの総合プロデューサーである屋敷豪太と、彼の呼びかけで集まった個性的かつ腕利きのミュージシャンたちだ。観客をすっかり酔わせておいて「ようこそ。司会進行の・・・」と、照れ気味に語り出した屋敷に、一瞬みなクスッとなったが、きちんとしたこの仕切りが、実に気持ちよかった。
 まず呼び込まれたのはSalyu。歌い出したとたんパワーに圧倒される。「私も願いをこめて歌を届けようと思います」と意欲を語った後の「Valon-1」のなんと素晴らしかったことか。心をまともにぶつけてくる歌声に、心が揺さぶられた。
 そのSalyuが「唯一無二のボーカリスト」とCharaを呼び込む。大きなカーリーヘアにキラキラのドレス。「こんばんは。Charaでーす」という脱力系の挨拶。もうそれだけで会場はCharaワールドに。緩急自在の七色の声に一気に魅了される。「豪太さんどんな時曲書きます?」とChara。「いつもより心が振れた時かな」と屋敷。それを受け、震災の後「無力さを感じて」書いたという未発表曲「伝言」を披露した。かと思えば、「音楽大好きです」と、サポート陣にソロをけしかける。そして、この日ならではの音で「やさしい気持ち」。どんなスタイルもモノにしてしまうCharaは、やっぱカッコいい。
 「セクシーな男性の声を聴きたいでしょ?」というCharaの誘いで、今度はサポート・ギターを務めていた佐藤タイジがガットギターを抱えて真ん中に出てきた。左右にはSalyuとChara。始まったのは「ありったけの愛」だ。イキまくる佐藤の歌とプレイに、バンドの熱も急上昇。この鳥肌モノのセッションには、熱狂的な拍手が渦巻いた。
 続いて呼び込まれたのは、屋敷と交流が深いことから急遽出演が決まった堂本剛。「愛の詰まった場所で歌うことは、人生の重要な指命だと思っています」と、「ソメイヨシノ」、「街」といった重厚なナンバーを披露。ブッ飛んだのは「Love Is The Key」だ。テレキャスから繰り出されたのは、ブルースマン以外の何者でもないという独特のプレイ。これは実に新鮮だった。
 「アメリカから」と紹介されたのは、ダニエル・パウターだ。彼がさりげなくピアノの前に座ると、極く自然に日米ミュージシャン競演が始まった。「今回の出来事にはとても心を痛めています・・・アイシテマス」と、弾き語ってくれた「Bad Day」。そして「ぜひ一緒に歌ってほしい」と、「Whole World Around」。ダニエルの一生懸命なあおりで、いつしか会場は大コーラスに。「Bearutiful!」と感動するダニエル。みんなが笑顔になったいいシーンだった。
 「今日最後のVOICEです」と紹介されたのは、クールなスーツ姿の藤井フミヤ。キャーッ!と黄色い声が上がる。屋敷と軽妙なからみを見せた後、「ロマンティック曲ばかり選びました」と「TRUE LOVE」。おしゃれビートに乗る歌声がなんとも素敵だ。ラバーズロック風の「In Your Heart」。最高にロマンティックな「Another Orion」。観客はうっとりするばかり。打って変わって「嵐の海」では、魔法のようにマイクスタンドを操り、情熱的にブルースハープを奏でる。華があるとはこういうことだよな、と、あらためてそのスターの貫録に脱帽させられた。
 アンコールは全員そろっての「Imagine」、「Give Peace A Chance」。「音楽の力を信じ、星に祈りを捧げる」という共通意識が、ピリッと最後まで貫かれた素晴らしいショーだった。「エンターテインメントにできること」とはコレなのだ、と、誰もが静かに確信した夜だったに違いない。【取材・文:藤井美保】
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(7/9更新)
東日本大震災からの復興を願い、WOWOWが立ち上げたイベント。無料放送で日本中にエールを送る。出演は藤井フミヤ、Charaほか。

 WOWOW主催のオリジナル音楽イベント「VOICES meets Romantic Beat - Pray for Stars -」が2011年7月5日、東京国際フォーラム ホールAで開催される。未曾有の大震災に傷ついてしまった日本。そんな状況の中でWOWOWの使命は、エンターテインメントで皆様を励まし、力づけ、癒すことだとした「エンターテインメントにできること。」というスローガンのもと、開催するのが今回のイベントである。このイベントの売り上げの一部が東日本大震災への義援金として、日本赤十字社を通じて寄付されることとなっている。更に、放送を通じても義援金の呼びかけを行うこととなっているので、視聴者の方からのご協力もお願いしている。
 出演者は、藤井フミヤ、Chara、Salyu。さらに、海外からダニエル・パウターの参加も決定。そして、ステージ全体を取り仕切る音楽監督として、屋敷豪太を迎え、人々の心に届く“歌”を奏でていく。七夕の季節、音楽に包まれながら、 - Pray for Stars - 星に祈りを捧げるスペシャルナイトとなる。
 この模様を番組としてオンエアすることが決定。BS放送をご覧になれる方ならどなたでもお楽しみ頂ける無料放送でお届け。音楽に乗せられた思いを、この番組でご堪能頂きたい。

出演:藤井フミヤ、Chara、Salyu、ダニエル・パウター、屋敷豪太
収録日:2011年7月5日
収録場所:東京国際フォーラム ホールA
放送日時:7/9(土)よる6:00
サイト:http://www.wowow.co.jp/music/voices/
スペシャルゲスト:剛さん。「ソメイヨシノ」「街」「Love is the key」の3曲を披露、アンコールの全員セッションにも参加しました。最後の全員でのセッション楽曲は、ジョン・レノンの「Give Peace A Chance」。


藤井フミヤ、堂本剛らが大ヒット曲を熱唱
(ORICON STYLE  2011年07月08日 12時00分)
 東日本大震災をうけWOWOWが「エンターテインメントにできること」をスローガンに、東京国際フォーラム ホールAでイベント『VOICES meets Romantic Beat - Pray for Stars -』を7月5日に開催した。同イベントは、藤井フミヤやカナダ出身のダニエル・パウターほか、堂本剛(KinKi Kids)がゲスト出演し、「ソメイヨシノ」や「街」を熱唱し、4500人の観客を魅了した。
 「magic」や「新しいYES」を披露したトップバッターのSalyuに続き、Charaがヒット曲「やさしい気持ち」や「ミルク」を歌い、CharaとSalyuの2人でシンディ・ローパーの大ヒット曲「タイム・アフター・タイム」をカバーし、盛り上げた。ダニエル・パウターは、大ヒット曲「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」や「Love You Lately」など、日本への深い愛情をにじませながら名曲を演奏した。
 またヒット曲「TRUE LOVE」や「Another Orion」などを歌い上げた藤井は「今年になって日本はいろいろなことが起きています。いろいろな涙が流れたと思うんですけど、涙は悲しいときだけでなく、悔しいときや腹抱えて笑うとき、すごく嬉しいときにも流れるものです」と語った。
 アンコールでは、ジョン・レノンの名曲「Imagine」を藤井やChara、Salyu、ダニエル・パウター、屋敷豪太らが熱唱した。同イベントの模様は、9日午後6時からWOWOWで無料放送される(堂本剛のみアーティストサイドの意向により放送されません)
 なお、イベントの売り上げの一部は、東日本大震災の義援金として日本赤十字社を通じて寄付されるほか、番組内で義援金の呼びかけも行われる。


「エンターテインメントにできること。」をスローガンにWOWOWが開催したオリジナルイベント「VOICES meets Romantic Beat - Pray for Stars -」を無料放送(PR TIMES  2011年07月08日 14:24)
 未曾有の大震災に傷ついた日本。そんな状況の中でWOWOWは「エンターテインメントにできること。」をスローガンに、7月5日、東京国際フォーラム・ホールAでオリジナルイベント「VOICES meets Romantic Beat - Pray for Stars -」を開催。音楽監督・屋敷豪太のもと、藤井フミヤ、Chara、Salyu、ダニエル・パウターと国内外から豪華アーティストが集結したこのイベント。七夕の季節に向けて星に祈りを捧げるよう、人々の心に 届けるために“歌”を奏でていった。
   トップバッターはSalyu。包容力がありながら、別世界に誘うかのような歌声は稀有な輝きを放つ。一筋の希望を描く「新しいYES」など純度の高いボーカルは会場を清々しい感動で満たしていくようだった。続いてはChara。キュートでハスキー、そして温もりを感じさせる歌声はこの日も観客の心を強くとらえた。「やさしい気持ち」での内側からあふれ出る叫びにも似た渾身のパフォーマンスには大きな拍手が送られた。
   海外からは“ピアノマン”、ダニエル・パウターが登場。辛くても前向きに生きていこうというメッセージが彼の持ち味。大ヒット曲「バッド・デイ〜ついてない日の応援歌」など、日本への深い愛情をにじませながら数々の名曲を演奏した。そして、ラストを飾ったのは藤井フミヤ。ボーカリストとしての存在感は抜群だ。圧倒的な声量で歌われる名曲「TRUE LOVE」「Another Orion」で観客をうっとりさせ、軽やかなステップで会場を沸かせるなど、ポップスターとしての魅力も見せつけた。
 さらにスペシャル・ゲストとして堂本剛も出演。「ソメイヨシノ」「街」「Love Is The Key」の計3曲が披露された。
この日ならではの豪華なコラボレーションも魅力である。Chara とSalyuのデュエットによるシンディ・ローパーのカバー曲「Time After Time」。アンコールでは、藤井フミヤ、Chara、Salyu、ダニエル・パウター、そして屋敷豪太とバンドメンバーによる「Imagine」が披露され、ステージと観客が一体になった。
 イベントの売り上げの一部は東日本大震災への義援金として日本赤十字社を通じて寄付されるほか、放送を通じて義援金の呼びかけも行われる。音楽に乗せられたアーティストの祈りと想いを込めた歌の数々を7月9日放送の番組で堪能してほしい。
 ※なお、今回の番組ではアーティストサイドの意向により、堂本剛様出演部分の放送はございませんので、ご了承下さい。

【番組情報】
「VOICES meets Romantic Beat - Pray for Stars -」
7月9日(土)夜6:00~ WOWOWで無料放送。


藤井フミヤ : WOWOWの音楽イベントで「TRUE LOVE」を熱唱 Chara、ダニエル・パウターも
(まんたんウェブ  2011年07月08日)
   東日本大震災で傷ついた日本を「エンターテインメントの力で励まし、力づけ、癒やすこと」を目的としたWOWOW主催の音楽イベント「VOICES meets Romantic Beat-Pray for Stars-」が5日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われ、歌手の藤井フミヤさんやCharaさんら国内外の歌手が出演した。藤井さんはヒット曲「TRUE LOVE」などを歌い上げ、会場に集まった4500人の観客を魅了。この模様は9日に同局で放送される。
  ライブには、ドラム奏者でこのイベントの音楽監督も務める屋敷豪太さんの呼びかけで、藤井さん、Charaさんのほか、Salyuさん、海外からカナダ人歌手のダニエル・パウターさんらが参加。オープニングは屋敷さんらバンドメンバーが奏でる幻想的なインストゥルメンタル「Groove Ride」から始まり、1曲目の演奏を終えた屋敷さんは「東日本大震災で日本は大変なことになっているんですけど、今日は音楽の力を信じて、みんなで歌ったりして楽しんでください」と客席に呼びかけた。
  その後、1人目のアーティストSalyuさんが登場。「願いを込めて、心を込めて歌を届けていこうと思います」と語りかけ、「magic」「新しいYES」「VALON-1」「青空」の4曲を力強い歌声で披露した。続いてCharaさんが登場すると、会場からの大きな拍手が沸き上がった。Charaさんはスローテンポの「breaking hearts」や「伝言」「ミルク」を独特のキュートな歌声で披露し、観客を魅了した。ヒット曲「やさしい気持ち」では、バンドメンバーを巻き込んで会場を熱く盛り上げた。その後、Salyuさんとのセッションでシンディ・ローパーさんの名曲「Time After Time」などを熱唱した。
  ライブの中盤には、特別ゲストとして「KinKi Kids」の堂本剛さんが登場。「ソメイヨシノ」「街」「Love Is The Key」の3曲を披露し、会場を大いに沸かせた。
 次に登場したパウターさんは、「ドーモ!」「アイシテマス!」など日本語を織り交ぜながらヒット曲「Bad Day」や「Best Of Me」「Love You Lately」を披露。観客は手拍子などを交えながら、その優しい歌声に聴き入っていた。ラストの「Whole World Around」では、観客に「イッショニウタッテ!」と語りかけ、それに応じた観客がステージと一体となって熱唱した。
 イベントのトリを飾ったのは藤井さん。1曲目の「TRUE LOVE」のイントロが流れると観客の歓声が一段と大きくなり、藤井さんはその歓声の中で大ヒット曲を熱唱した。その後「Another Orion」「In Your Heart」「トワイライト」をじっくりと聴かせ、さらに「嵐の海」では、ステージをいっぱいに使ったダンスやマイクスタンドを使ったライブパフォーマンスで観客を魅了した。藤井さんは「今年になって日本はいろいろなことが起きていて、いろいろな涙が流れたと思うんですけど、涙は悲しいときだけでなく、悔しいときや腹抱えて笑うとき、すごくうれしいときにも流れるものです」と観客に語りかけていた。
 本編のライブが終了し、いったん舞台から退いたバンドメンバーだが、再びアンコールで出演アーティストとともに再登場。全員でジョン・レノンの名曲「Imagine」を熱唱し、大歓声の中、ライブは幕を閉じた。このイベントの模様は、9日午後6時からWOWOWで無料放送される。(毎日新聞デジタル)
  ※今回の番組ではアーティストサイドの意向により、堂本さん出演部分は放送されません。

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